幼稚園や保育園でのママ友付き合いって、

・毎日の送り迎え
・園行事の参加
・ママ友ランチ会&飲み会

など、結構密度の濃い付き合いが続き、ちょっと疲れを感じる人もいます。


「ママ友付き合いは幼稚園の時まで」


なんて言いますが、濃い付き合いが続く日々を送っていると


「このママ友付き合い、本当はいつまで続くの?」

やっぱりそう思ってしまいますよね。

ママ友付き合いはいつまでと考えたらよいのか?

小学校以降のママ友付き合いってどうなるのか?

私の体験談や友人等から聞いた話を元にまとめました。


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基本的には幼稚園・保育園まで

基本的に濃いママ友付き合いは幼稚園や保育園までです。



小学校によって親の関わり度合いに差はあると思いますが、肝心の子供が自分で登下校し、友人関係を築く力が付いてくるからです。


小学校にあがって一番の違いは、送り迎えがなくなる事。

幼稚園&保育園で送り迎えは日課のように毎日の事。

毎日顔を合わせるから、段々ママ友との距離が縮まり、ママ友付き合いが頻繁になっていきます。

それがなくなると、顔を合わせる日課がなくなるので、自然と距離感ができます。




そして小学生になると、子供が自分達で放課後遊ぶ約束をするようになります。



「○○公園に△時集合!」


という感じで、娘は母が全く面識のないお友達と約束し、遊んでいます。

ママ友の付き合いが子供の人間関係に与える影響が少なくなってくるのです。



もちろん、小学校になってもママ友付き合いが続いているママもいます。

でも子供に対する影響を考えなくてもよくなるので、ママ友付き合いは強制ではなく選択できるようになってくるのです。

小学校以降のママ友付き合いとは

半ば強制的なママ友付き合いは小学校以降なくなります。

しかし、小学校以降、保護者同士の関わりが全く無くなるわけではありません。

5つの項目で、保護者同士の関わりがあります。

①登下校の関わり

登校時、家の近い子供を集合させ、集団登校するようなスタイルの小学校もあります。

もちろんその場にママが付いていくというのは入学当初だけで、登校に慣れたら子供だけで集合し登校するので、ママ同士が毎日顔を合わせる事はありません。


しかし、子供が病気で休む事になった時などは、ママが誰かに連絡を入れる必要があります。





ちなみにうちの小学校は、特に登校班を作る制度はないのですが、やはり近所で仲の良い子と待ち合わせて登校しており、必然的に欠席の時は連絡を取り合っています。


このように待ち合わせて登校していない場合でも、学校を欠席する時には近所の友達に連絡が必要です。

なぜなら、うちの小学校は、学校を休む時は基本電話連絡ではなく、連絡帳に休む旨を記載し、近所の誰かに連絡帳を学校に届けて欠席を知らせるというシステムなんです。


そのため、一緒に登校していなくても、

「欠席の時は連絡帳お願いね。」

というママ友付き合いがあります。


登下校に関するママ友付き合いは、ママ友というよりご近所付き合いに近いものがあります。

②PTA役員・係

PTAという保護者会は昔からある制度ですよね。

私の娘が通う小学校は、子供一人につき、6年間の間で1回はPTA役員になる事が決められています。


・PTA行事の運営
・学校行事(運動会、発表会)のお手伝い
・登校時の旗振り当番
(登校途中の信号などに立って安全を見守る係)
・PTA広報誌の作成


などなど、いろんな係があって、私は去年長女のPTA役員としてPTA広報誌の作成を担当しました。

でも、次女のPTA役員としてもう1回役員の義務が残っています。


ほとんどはこのように6年に1度というスタイルが主流ですが、学校によっては毎年のように何かしらお手伝いが必要な学校もあります。



逆にPTAという組織自体がなくなり、PTA役員の強制から解放されている学校もあります。

私の隣町が近年PTAがなくなり、行事のお手伝いなど保護者の手が必要な時は都度ボランティアを募って運営しているそうです。


「そんな方法で人手が集まるのかな?」


最初はそう思っていましたが、どうやら積極的に関わりたいと思うママが集まって運営されているそうです。


これは学校ごとでまったく制度が違うので、まだ自分が通う小学校の状況がわからない場合は、お子さんが通う予定の小学校にすでに上の子供を通わせているママさんを捕まえて情報を得ておいたほうがいいでしょう。

③学童の役員・係

学童保育は、学校が終わった後に子供を預かってくれる場所で、保育園組の子供が集まる傾向が多いです。

幼稚園卒の子供も、子供が小学生になった事をきっかけに仕事をスタートするママも多く、そういった家庭の子供が放課後学童に通っています。


学童は、ただ放課後子供を預かるだけという場所もあれば、PTAのように保護者会活動がある学童もあります。


ちなみにうちの学童はPTAよりも負担の多い保護者会制度があります。

毎年何かしらの係のお手伝いが強制なのです。

6年に1度というPTAよりも確実に負担増なんですよね…



ただ、学童については小学校と違って民間の学童など他の選択手段を選びやすいので、学童の保護者会を避けたい人はそういった場所を利用するという選択肢もあります。



私が実際学童の係を毎年こなしてきて感じた付き合い方は、学童でのママ友付き合いは、幼稚園や保育園のようにべったりという感じではなく、行事運営を共にするビジネスパートナー的な付き合い方で、すごくあっさり。でも協力し合える仲という感じです。

④子供会の役員・係

地域ごとに子供が集まって楽しむ子供会という制度があります。

子供会も役員制度がある為か、入会する家族は年々減少傾向です。


うちも役員制度を敬遠し、未加入で過ごしていましたが、ついに去年から加入し、子供会での保護者の付き合いがスタートしました。



なぜ子供会に入会することになったのか?


それは、地元のお祭りでおみこしに参加できるのは子供会に入会している子供だけだったのです。

子供が、おみこしに参加している友達にどうやって参加できるかを聞きつけ、子供会に入会しました。


子供会は強制参加ではありませんので、嫌と思えば避ける事は可能です。


ただ、我が家のように子供の希望が強い場合は、

「子供の為」

と思って、割り切ってママ友と付き合いましょう。


あ、もちろん子供会も積極的に参加しているママさんもいます。

仲良しママさん同士で役員したり、助け合っているようです。


⑤子供の部活動サポート

野球、サッカー、バレー、バスケなど、子供が何かしらの部に入ると、同じ部内でママ友付き合いがあるようです。

主に「試合の送り迎え」や「子供達の飲み物、昼食等の提供」などを協力してサポートしています。



私は小学校の頃音楽部に所属し、夏休みのコンクール前の練習では、お母さん達が当番制でお茶やお菓子を提供してくれた記憶があります。


そして私の姉は、中学生の息子の試合で、よく送迎等の係をこなしているようです。

「中学生になっても親が必要となる場面があるんだ!?」

とびっくりしたのですが、どうも交通の便が悪い場所で試合が行われることが多いからだそうです。

試合会場が交通の便がいい場所で開催されたら子供達自分で試合に行ってくれます。



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小学校以降は気楽

小学校以降のママ友付き合いについて、いかがでしょうか?

各項目いずれについても、


・地域によって事情はバラバラ
・あったとしても避ける方法もある(強制は少ない)
・あったとしても幼稚園や保育園ほどべったりではない
・ママの関わりが子供の人間関係に影響を与えなくなる


という事が言えますので、強制的なママ友付き合いを頑張るのは、やはり幼稚園や保育園までと考えて大丈夫ですよ。

とはいえ、小学校以降もママ友は育児の様々な情報交換できる相手ですので、授業参観に軽く話せる程度の人間関係は保っておくとよいでしょう。



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