子供が小学校に通うようになると、ママ友付き合いはずいぶん減ります。
よく言われるのは、
「濃いママ友付き合いは幼稚園&保育園まで」
でも小学生になってもゼロではありません。
小学生ならではのママ友トラブルもあります。
子供だけの外出トラブル
小学生になるまで、幼稚園や保育園以外の休日などで遊ぶ時は、親子一緒に動く事が多かったことでしょう。
ところが小学生になると、放課後や休日、親のつながりは気にせず子供だけの繋がりで遊べるようになります。
「これでママ友付き合いが楽になった。」
という場合が多いのですが、一概にそうとはいえない場合もあります。
・親が留守中勝手に友達を家に呼ぶ
・親が留守の家に勝手に上がってしまう
これは1年生最初の頃、2人の娘どちらもありました。
幸い、その時にケガしたり、物が壊れたり無くなったりというトラブルが無かったのでよかったのですが、学校から帰って親が留守となる共働き世帯ではよくあるトラブルです。
・自分の家は親がいない時に友達を入れてOKか?NGか?
これは入学してすぐ子供にはっきり約束しておいた方がトラブル回避できます。
そして同時に
・友達の家に入る時は、親が上がっていいと言っているかどうか確認すること
これもはっきり言い聞かせておいた方がいいです。
下校中急に友達に誘われたりしますからね。
他に、我が家であったのは金銭トラブル。
娘が小1の時あった話ですが、お菓子を買いに行きたいというので100円持たせ、娘一人で近所の駄菓子屋へ行かせた時。
帰ってくるとお菓子を持っていません。
「食べてきたの?」
と聞くと、駄菓子屋に行く途中、同級生に会い、
「お金ちょうだい。」
と言われたそうです。
相手は結構強い口調で態度の大きい子なので、逆らうことができず、娘は100円あげ、自分は何も買えずに帰ってきたのです。
その子供は違う幼稚園出身の為、相手の親とは面識はなかったので直接話すことができず、結局娘に
「あなたがあげたくない時は断っていいんだよ。それかお菓子を一緒に買って半分にすればよかったね。」
と話す事しかできませんでした。
その時
「いろんな子がいるんだな」
と思ったのですが、ママ同士の繋がりがないと、こういったトラブル時に対応が難しいなと感じました。
まあ、これが逆にママ友として知っていた相手だったとしても、お互い冷静に話すことができなかったら、たちまちトラブルに発展します。
親や先生が見ていない時間が増える事によって引きおこるトラブルが小学生ならではのトラブルでしょう。
役員決め&役員のお仕事トラブル
小学校に入るとPTAなどの保護者会で役員決めがかならず出てきます。
役員ルールは
「6年間のうち1年は役員になること」
となっている場合が多いようです。
その為、役員の負担について腹くくっているママさんは、子供が低学年のうちに役員を済ませてしまいます。
そうなってくると、学年が上がっていくにつれて役員負担が難しい人ばかり。
ママ友同士で役員の押し付け合いとなり、ママ友トラブルとなる場合もあります。
仕方なく役員となったママは、その後役員の仕事にも影響します。
役員同士で仕事を割り振ろうとしても、かなり非協力的になるので、他の役員に迷惑をかける人もいます。
私は今年役員を経験したのですが、高学年で役員となったママさんは打ち合わせに一度も現れなかったり、お手伝いを呼びかけても来なかったり。
もちろん、仕事や体調等で都合がつかないとは思いますが、他の役員メンバーみな仕事持ちで、それぞれシフトを調整したり、有給使ったり、それが出来ない時は休日に出来る仕事を積極的に手を挙げたりと、みんな頑張っていたんですよね…
「家庭それぞれ事情がある」
そう割り切って考える役員メンバーだったので特にトラブルに発展しませんでしたが、不公平感を感じるママさんがいればトラブルになっていたかもなぁと思います。
幼稚園保育園時代からの付き合いに伴うトラブル
小学生でも濃いママ友付き合いをしているグループは、同じ幼稚園や保育園出身同士のメンバーが多いように見受けます。
幼稚園&保育園のママ友付き合いは結構濃いですよね。
関連記事→→ママ友付き合いに疲れた時におススメの3ステップとは
そういったママ友同士間では、距離が近い為に起こってしまうママ友トラブルが生じる可能性があるでしょう。
関連記事→→ママ友がめんどくさいと感じてしまう理由は?どう付き合えばいいの?
受験や同じ習い事でのトラブル
受験を受ける子供がいる場合、お互いの情報交換ができるのでママ同士連絡を取り合うことも出てきます。
情報交換ができるのはいいですが、模試の結果を見てみると、誰の子供が上位なのかとか、そういった順位が明確に出る事で嫉妬が起きたりします。
ママ友同士お互い励まし合いながら、同じ目標で頑張ってきても、全員が合格という結果となるのは難しいですよね。
選抜試験である以上、誰かが不合格となる場合は起こってしまいます。
・自分の子供が不合格で、ママ友の子供の合格を素直に祝えない
・自分は子供は合格したけど、ママ友の子供が不合格だったようで話しづらい
合格発表後は要注意ですね。
またサッカーや野球など、レギュラーを争うような習い事も同じことが言えます。
小学生のママ友トラブルを回避するには
小学生のママ友トラブルを回避するには、
広く浅く
やはりこれが一番でしょう。
私の娘が通う小学校はなかなかのマンモス校で、広いお付き合いは難しいのですが、ある程度顔を覚えやすい規模の小学生なら出来るのではないでしょうか。
そして、もしママ友とトラブルになった時、
加害者となった時は「誠意をもって謝る」
被害者の場合は「冷静に話し、相手の言い分もしっかり聞く」
これを心がけたいと思います。