新学期になるとすぐに始まる家庭訪問。
お茶菓子を出しておもてなししても、忙しい先生はほとんど手をつけない事が多いです。
基本的にはお茶菓子は出さなくてもよいと思いますが、
「夕方で先生疲れてるだろうし」
「うち学校から遠いし先生大変だったかも」
「先生に相談事があるので、ちゃんとおもてなししたい」
といった事情があるとお茶菓子を用意することになるでしょう。
そんな時、どうやってお茶菓子を出すべきか、お持ち帰りしてもらうのか?
家庭訪問のお茶菓子マナーをマスターしましょう。
目次
家庭訪問のお茶菓子出し方・タイミングは?
家庭訪問の時間は10分~15分と限られています。
先生に座ってもらったらすぐにお茶菓子を出せるよう、セットしておきましょう。
あたたかい飲み物を出す場合は、事前にお湯を沸かして注ぐだけにしておきます。
台所が離れていて、少し席をはずしてしまう時は、お茶を出すまで子供と話しておいてもらうのもいいでしょう。
冷たいお茶&お菓子など、子供でも出せそうなお茶菓子の場合は、子供にやってもらうのもアリかもしれません。
お茶は運ぶ前に茶托にのせると、お茶が茶托にこぼれる場合があるので、お茶を出す直前に茶托にのせましょう。
右側…おしぼり
中央…お茶
左側…お菓子
という並びで置いていきます。
※※おしぼり、お茶、お菓子の画像※※
出す順番は、
先生の右側から出す場合は、お菓子→お茶→おしぼり
先生の左側から出す場合は、おしぼり→お茶→お菓子
このように出す方向から遠いものを先に出していきます。
家庭訪問お茶菓子のお持ち帰りはいつ何と声かけすればいい?
家庭訪問でお茶と一緒に出したお茶菓子。
なかなかその場で食べる先生は少ないです。
お茶菓子を口にしないまま、先生との話が終わってしまったら、先生がテーブルを離れる頃に
「差し支えなければ、お持ち帰り下さい。」
とひと言声をかけるといいでしょう。
時間の関係上食べられなかったということもありますので、喜ばれるかもしれません。
先生に持ち帰ってもらうお茶菓子は、お茶と一緒に出したものだけで十分です。
わざわざ菓子折りなどの大きな手土産は必要ありません。
その後に他の家庭に訪問する予定もありますし、保護者からの贈答品は受け取らない様なルールがある場合もあります。
家庭訪問のお茶菓子自分のは必要?
マナーとしては、自分の分も出すべきでしょう。
「どうぞ」と言って、自分が先に口をつけると先生も口をつけやすくなります。
とくにお茶は、先生と話し込んでいるうちに自分自身喉が渇く場合があります。
ノドが渇いてから席を立ってお茶を取りに行くのはちょっとスマートなおもてなしとは言えませんね。
先生と落ち着いてじっくり話ができるよう自分の分も用意しておきましょう。
家庭訪問のお茶菓子手作りは?
料理上手なお母さんは、手作りのお菓子を出したいと考える人もいるでしょうが、私は基本的に手作りお菓子はやめておいた方がいいのではと思います。
先生の好みのお菓子でお腹に入る状態ならいいのですが、そうとも限りません。
でも手作りだと、どうしても断りづらく、無理して食べてもらう事になりかねません。
もし、子供が作ったお菓子を先生に出したいと言い出した時は、子供の気持ちを尊重して子供と一緒にお菓子を作りましょう。
子供の気持ちで作ったものは、先生も話題のネタとして喜んで食べてくれるかもしれませんね。
家庭訪問が玄関の場合お茶菓子必要?
「玄関先で結構です。」
という方針の学校は、
「親に気を使わせたくない。」
という意味も込められています。
ですので、玄関で家庭訪問を済ますなら、お茶菓子は不要です。
玄関先でお茶やお茶菓子をもらっても先生の手に持ってもらう状態となり、ちょっと落ち着いて話せる状況ではなくなりそうです。
お茶菓子を出しておもてなししたいと考えているなら、なるべく部屋に入ってもらった方がいいでしょう。
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