お子さんの成長記録として欠かせない七五三の記念写真ですが、写真をいつ撮るか悩みますよね。

七五三当日にお参りと一緒に写真撮影すべきか、それとも前撮りで写真撮影を済ませておくべきか?どちらもメリットデメリットがあります。

また、当日自分達で撮影するとなったら、カメラマン程度とはいかなくても、せっかくのお子さんの晴れ姿をきれいに写真に収めたいですよね。

今回は、七五三の写真をいつ撮ったらいいか、前撮りのメリット・デメリット、そして自分たちで七五三の写真を撮るコツなどをご紹介したいと思います。



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七五三の写真はいつ撮る?

七五三の写真をお参り当日に写真撮影するか、それとも前撮りで写真撮影を済ませるか?どちらか迷ったら、3つのポイントで考えましょう。

 

チェック 着物はレンタルかどうか?
チェック 家族写真は誰が入るのか?
チェック 行く神社や写真館の状況

 

着物をレンタルする場合、前撮りの方が撮影料や衣装のレンタル料が安くなる場合が多く、値段を考えたら断然おススメです。お店側も混雑を避ける為に前撮りをおススメしています。

 

家族写真はどんな顔ぶれで撮影するのか?というのも撮影日に影響します。

というのも前撮りの場合、七五三当日とは別の日にしっかりと予定を合わせる必要があるため、それが難しい場合は当日撮影となってしまいます。

 

神社の中には写真スタジオが併設されているところもあり、そういった神社に行く場合は当日撮影しやすいですね。

どこの写真館で撮影するかによって、当日撮影できるかどうか変わってきます。

それでは、前撮りのメリットデメリットを詳しく確認していきましょう。



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七五三の写真を前撮り

七五三のお参りと記念写真を一日で済ませるのではなく、神社へお参りに行く少し前に、写真スタジオや写真館で前撮りを行う家庭が増えています。
その前撮りのメリット・デメリットを紹介していきます。

前撮りのメリット

【前撮りメリットはこんなにたくさん】
・お参り当日、時間に余裕が持てる
・子供が着物を着る時間が分散されるので負担が少ない
・料金が安くなる
・日焼け前に撮影すると着物が映える
・着る衣装を選びやすい
・いい表情の写真をとりやすい
・子供が着付けをしてもらう練習になる

七五三の写真を前撮りで済ませておくメリットは、お参り当日、時間に余裕が持てることです。

七五三の当日に写真撮影を行うと、朝早くから写真スタジオなどでヘアメイクと着付けをしてもらい、写真撮影をします。その後、着慣れない着物でのお参りをして、家族でお食事会となると、タイトなスケジュールになり、子供にとっては負担が大きくなります。

前撮りで記念写真を済ませておくだけで、当日のスケジュールに余裕ができ、お子さんの機嫌も悪くなることなく、七五三をお祝いすることが出来るでしょう。

 

そして、何より撮影料や写真代、七五三当日の衣装レンタル料が安くなり、キーホルダーなどの特典プレゼントが付く場合もあります。

早い写真館では、4月頃から前撮りのキャンペーンを始めているところもあるので、お子さんが日焼けする前に撮影しておくこともできます。前撮りキャンペーンが行われているのは、概ね9月頃までですので、早めにご家族の予定を合わせておくといいですね。

前撮りだと空いている時期を選んで撮影できるため、衣装選びもゆっくりすることが出来ます。

七五三シーズンは、人気のある着物はすでにレンタルされている可能性もありますが、前撮りなら比較的いろんな衣装がそろっています。

女の子は特にお姫様願望なのか、着物選びの時に、あれもこれも着てみたいと1着に絞るのが難しくなってしまいがち。

 

我が家は2枚に絞って、前撮りと七五三当日は別の着物を着て、子供は大満足していました。

そして着物だけでなく洋装のドレスも着たいというリクエストも!

もちろん当日は無理なので前撮りでドレスを着て撮影しました。

写真スタジオでいざカメラの前に立つと、子供は表情が硬くなりがち。

前撮りでゆったりした撮影なら、スタッフの方は余裕をもって対応できるので、子供と十分コミュニケーションを取りながら楽しく撮影できます。

撮影が楽しい雰囲気だと、子供の表情も自然といい笑顔が出てくるんですよね。

 

着慣れない着物も、前撮りで一度着ていたおかげで、当日もスムーズに着付けることができるのも前撮りのメリットです。

前撮りのデメリット

【前撮りにはデメリットもある】
・実際の七五三の時期より幼い姿の写真になってしまう
・家族写真にうつる全員の予定を合わせる必要がある

七五三の記念写真を前撮りで済ませるデメリットは、早くに撮影しておくと実際の七五三の時期より幼い姿での写真になってしまうことです。年齢が幼い時ほど、子供の成長速度は早く、顔付きも大きく変わってくるため、当日の七五三のお参りの日の表情と大きく変わってしまうことがあります。

そして前撮りのネックはスケジュール調整です。
七五三の写真は、子供だけでなく家族写真も撮るので、写真に入る全員が七五三とは別の日に予定を合わせなければいけません。両親と子供だけならスケジュールの都合は何とか取れそうですが、遠方の祖父母も一緒に写真を撮りたい!となると、前撮りの日にちを設定するのが難しい家庭も出てきます。そういった家族は当日撮影を選ばれるようです。



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七五三の写真を当日写真館で撮るには

七五三の写真を当日写真館で撮るには、早い段階で予約が必要になります。前撮りをするご家庭が増えていても、七五三シーズンは予約が早く埋まってしまいます。また、前撮りの時期と違って、写真の料金は高くなっています。当日写真館で撮影する場合は、料金が高いのは覚悟する必要があります。

もし写真館の予約を取れたとしても、七五三シーズンの写真館は大変混みあうため、撮影時間がずれ込んでその後のスケジュールが狂ってしまうこともあります。

また一日で写真撮影と七五三のお参りをすることができますが、長い撮影時間によってお子さんの機嫌が悪くなったり、スケジュール通りに進まないことがあることを念頭に入れておく必要があります。

七五三の写真を当日自分達で撮るコツ

七五三当日、神社でお参りをした後、わざわざ写真館には行かずに自分たちで写真を撮る方法もあります。

これならお手軽で子供への負担も減るので、自分達で写真撮影にチャレンジするのもアリです!

 

お子さんを撮影するときのコツとして、まずカメラを子供目線に構えることが必要になります。

お子さんの目線と同じくらいまでしゃがんで撮影すると、お子さんの見ている景色が背景に感じられるような写真になります。

お子さんの目線よりもっと低い位置から撮影したり、大人が立ち上がった目線から見下ろすようにして撮影してみるのもいいですよ。

背景に何が写っているか確認しながら撮影するのがポイントになります。

 

神社の建物を背景として撮影するときは、建物に子供を近づけすぎないことが大切です。建物に近づくほど、建物全体を写真に収めようとしてしまい、主役である子供が小さく写ってしまいます。

大きい建物を背景として撮影するときには、子供を近くにして、背景を遠ざけて撮影するとプロのカメラマンのような写真が撮ることができますよ。

 

また、お子さんの表情や行動はどんどん変わっていきます。カメラのピントをたびたび合わせていたら、お子さんのいい表情をとり逃してしまうため、カメラのピントと明るさの設定はオートにしておくといいでしょう。連射で撮影して、後で厳選するのもおすすめです。

 

記念写真としてとる場合は、お子さんを真正面に立たせるのではなく、少し斜めを向いて立ってもらうと、写真に動きが出ていい記念写真を撮ることができますよ。

 

七五三の写真についてまとめ

七五三の写真を撮るタイミングは、ご家族の都合もあるため、ご家庭の状況で撮影タイミングを決めるといいですが、お子さんの負担を考えると、前撮りで撮影するのがよさそうです。神社に写真スタジオが併設されている場合は、当日撮影でも大丈夫でしょう。

前撮りで撮影を済ませておくと、お参り当日時間に余裕ができ、お子さんも機嫌が悪くならず七五三をお祝いすることができますよ。

早すぎる前撮りですと、お子さんの顔が幼すぎてしまうため、前撮りをするタイミングを考えて撮影するといいでしょう。

当日に写真館での撮影は大変混雑し、スケジュール通りにならないことが多いので、それを踏まえて計画を立てておくといいですね。

関連記事→→七五三の年齢とお参り時期はいつがベスト?《2018年》



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